長野県北佐久郡立科町藤沢にある、約25aのvineyard(ワイン用ブドウ畑)。2013年(平成25年)から立科町農業振興公社が実証を行ってきたところを、2016年(平成28年)に継承しました。
立科町は年間の平均気温が10.0度と冷涼な気候です。また、1月と8月の平均気温の差が25度近くあり、年較差のみならず日較差も大きいところです。そして年間降水量が1,025ミリと、全国的にも屈指の寡雨の町と言われています(出典:立科町ホームページ)。vineyard は、風通しの良い丘陵地(標高680メートル)にあります。この環境が、品質の高いワイン用ブドウを育みます。
現状は、約60aの広さに、白ワイン用品種「chardonnay(シャルドネ)」、赤ワイン用品種「merlot(メルロー)」「cabernet franc(カベルネフラン)」を栽培しています。今後、vineyardを拡大し、数量・品種ともに拡大していく予定です。
当社のワインは、アルカンヴィーニュ様(東御市)、たてしなップルワイナリー様(立科町)、そしてツイヂラボ様(東御市)に醸造を委託しています。
アルカンヴィーニュの醸造責任者は小西超氏。同氏はヴィラデストガーデンファームアンドワイナリーの醸造責任者も務めておられます。ヴィラデストと言えば先の伊勢志摩サミットにおいて、『ヴィニュロンズリザーブ シャルドネ2014』が採用されたことでも知られ、日本ワインコンクールの入賞は例年のことになっています。経験豊富な小西氏の高い醸造技術により、洗練されたワインができました。
たてしなップルワイナリーでは、カリフォルニアで長年にわたりワイン造りに携わってこられた醸造家の井上雅夫氏が醸造を一手に担っておられます。これまで培ってこられた経験、英知、ノウハウ、情熱、そしてこだわりが詰まったワインができました。
ツイヂラボは、その「ラボ」という名前が表すように2020年9月のオープン以降、既成概念にとらわれないワイン造りを追求しておられます。醸造責任者の須賀貴大氏は世界各国での醸造経験を経て、オーストラリアにご自身のワイナリーを立ち上げた方。醸造を委託するブドウ生産者の意向を汲みながら、ブドウのポテンシャルを引き出す姿勢から素晴らしいワインができました。
※上記URL は2021/4/17時点
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